要求性能に適した炭素繊維を選定し、40年以上にわたる炭素繊維強化プラスチック複合材(CFRP)に関する成形・加工技術の蓄積を駆使して高品位の複合材製品を供給しております。
積層設計に始まり、成形加工,組付けまで自社一貫生産体制で炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を提供しています。
ワーク搬送用途の産業機械部品として多くの採用実績があり、安定高速稼働に資する部品を提供し機械装置の高機能化に貢献しています。
また、当社独自のCFRP = FKCP®は昭和50年代から開発をスタートし、高摺動部品として40年以上にわたる実績があります。
CFRPは使用する炭素繊維の種類、繊維の配向などによって力学特性が変化する素材です。
弊社では、お客様が求める力学特性に合わせて、適切な炭素繊維の選定、繊維配向設計が可能です。
また、FEM解析で設計の妥当性の評価が可能です。 お客様のご要望に合わせて、最適なCFRPを提案いたします。
オートクレーブを使用して設計通りの高品位なCFRPを成形します。最大4 mサイズの成形に対応可能です。
成形したCFRPはウォータージェットやマシニングセンタで機械加工します。また、場合によっては手加工で仕上げ加工を行います。 CFRPの加工に適した条件を選定し、トリム加工・穴加工等を行います。
樹脂部品や金属部品の組付け、CFRP同士の組付けなどに対応可能です。
外観検査や寸法検査を実施し、出荷しています。
分類 | 設備 | 仕様 |
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成形設備 | オートクレーブ | Φ1,300 × 4,000 |
加工設備 | 縦型マシニングセンター | 400 × 5,000 × 490 510 × 1,950 × 510 等 |
門型マシニングセンター | 2,600 × 1,500 × 800 | |
ウォータージェット加工機 | 5,000 × 2,000 2,400 × 1,200 |
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複合NC旋盤 | 615 × 260 × 1,000 | |
汎用旋盤 | Φ200 × 350 |
ワーク搬送用途の産業機械部品として多くの採用実績があります。
従来の金属部品をCFRP部品で置き換えることで、軽量化や制振性向上の効果によりワークの高速・安定搬送が可能になり、工程サイクルタイムの短縮を実現します。
搬送ワークの例:液晶用ガラス、半導体ウエハ、NC加工ワーク、射出成形品 など
内層をアルミハニカム、外面をCFRPで覆う構造により重量6 kg以下(従来のアルミ製の1/2)と軽量化を実現しました。
※止水板サイズ 幅1.5 m×高さ0.5 m
炭素繊維を配合したフェノール樹脂成形品です。
高耐熱性で自己潤滑性に優れ、軸受を始めとする摺動部品にご利用いただけます。
営業本部 構造材営業グループ
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