PEOPLEフドーで働く社員

現在の業務内容

私は平塚工場の成形課でプラスチック製品の製造を行っています。具体的には射出成形とよばれる成形機械で加熱して溶かしたプラスチック樹脂を金型内に流し込み、冷やして固めた成形品を取出します。そして、樹脂の通り道であるゲートと呼ばれる部分やバリなどの不要な箇所を処理した後、検査、梱包作業を行っています。又、様々な種類の製品に対応するためクレーンを使い金型の交換作業も行っています。

成形はイマジネーション

2006年に高校を卒業してフドー株式会社に入社。現在は班長という責任のある立場を任されており、現場での指揮をとっています。今までにクレーンやフォークリフトの免許取得、1級プラスチック成形技能士の国家資格を取得しました。1級プラスチック成形技能士の取得は難しかったですが、取得出来た時の喜びは大きかったです。

製品毎に成形条件がありますが、樹脂は金型内を流れるので目で見ることが出来ません。マニュアル通りに出来ないことも多いです。その時は今までの経験から想像して判断することが必要であり、複雑な要素が絡み合います。そこで成形条件を安定させることが射出成形機オペレーターの技量となります。今までに様々な製品の「条件出し」を行い、中には成形条件を安定させることが難しい製品もありますが、自分のイメージ通りに出来た時の達成感は、計り知れないものがあります。突発的なトラブルや変化を織り込み、どう対処していくか想像することは楽しみでもあります。

ものづくりのスペシャリストに俺はなる！！

長きにわたり成形の仕事に携わってきましたが、条件出しや機械設備の事など、まだまだ分からないことや難しい事もあります。今後も学んでいき成長していきたいと思っています。
平塚工場内には成形工程の他、塗装工程、仕上工程、組立工程があり二次加工のスキルも学んでみたいと思います。管理面では生産管理や品質管理も学び、最終的には自分のスキルを活かして金型の起工から新製品の立ち上げまで開発技術的な仕事まで行えるようになり、ものづくりのスペシャリストになりたいと思っています。